鷲羽池と高山帯を望む鷲羽岳のイメージ

日本百名山

鷲羽岳

わしばだけ

2,924 m⌖ 富山県・長野県
日本百名山 北アルプス 登山前に公式確認
この山のリスクを確認山名を入力した状態でリスク確認へ戻ります

登山前に知っておきたいこと

!

三俣山荘までが長い

新穂高、折立、高瀬ダムのどこから入っても三俣山荘まで長い行程です。山頂往復だけでなく、入山日と下山日の体力を確保します。

山頂前後は急な岩礫斜面

三俣山荘側の登りとワリモ岳側の下りは岩礫が多く、雨や霜で滑ります。すれ違いでは落石を起こさない位置で待ちます。

黒部源流の渡渉と増水

雲ノ平・黒部源流側へ下る計画では沢と渡渉点の状態が行程を左右します。大雨後は予定ルートに固執せず稜線側へ変更します。

△ 鷲羽岳の基本情報

標高2,924m
所在地富山県・長野県
山域北アルプス
選定日本百名山

◇ この山ならでは

鷲羽岳は黒部川源流部に立つ火山性の山で、山頂直下の鷲羽池と、その向こうに重なる槍ヶ岳の眺めが象徴的です。単独往復より、三俣蓮華岳・雲ノ平・水晶岳を結ぶ縦走の中で登られます。

01

火口湖・鷲羽池

山頂南東側の窪地には鷲羽池があり、火山地形を示す景観となっています。池へ下る一般登山道ではないため、稜線上から観察します。

02

槍ヶ岳へ連なる黒部源流の眺め

山頂から南を見ると、鷲羽池、硫黄尾根、槍ヶ岳が奥行きを持って重なります。黒部川の源流地形を一望できる山です。

03

三俣山荘と水晶小屋を結ぶ稜線

三俣山荘から鷲羽岳、ワリモ岳、岩苔乗越を経て水晶岳方面へ続きます。小屋間移動の日でも高低差と岩場があります。

▣ 登山シーズンの考え方

一般登山は山小屋営業期の夏から初秋が中心です。初夏は残雪、夏は雷雨、秋は凍結・降雪があり、黒部源流の増水も行程に影響します。複数の山小屋を一括して予約・確認します。

夏山期の縦走で計画岩礫・増水・早い降雪に注意

⌁ 主な登山道

鷲羽岳は北アルプス最奥部にあり、三俣山荘を共通の基点としても、入山口ごとに必要日数が異なります。

新穂高・双六岳・三俣蓮華岳

新穂高から鏡平、双六岳、三俣蓮華岳を経て三俣山荘へ入り、鷲羽岳を往復します。山小屋をつなぐ代表的な複数日行程です。

折立・雲ノ平

折立から太郎平、薬師沢、雲ノ平を経て三俣山荘または岩苔乗越側へ向かいます。木道、渡渉、長い登り返しを含みます。

裏銀座縦走

高瀬ダムから野口五郎岳・水晶岳を経てワリモ岳、鷲羽岳へ進みます。長大な縦走で、悪天候時に山小屋で停滞できる日程が必要です。

☁ 天気と注意点

山頂付近は黒部源流側と飛騨側から雲が上がりやすく、強風時には岩礫斜面の通過が難しくなります。午後の雷雨前に越えます。

富山県警、環境省、各山小屋が出す登山道・渡渉・営業情報を照合し、数日前の記録だけで判断しません。

↗ 公式情報

掲載内容の確認日:2026年8月15日

掲載画像はYAMABAKA用に生成した代表イメージです。現地の現在の状況を示すものではありません。