カールと奥深い稜線を望む黒部五郎岳のイメージ

日本百名山

黒部五郎岳

くろべごろうだけ

2,840 m⌖ 富山県・岐阜県
日本百名山 北アルプス 登山前に公式確認
この山のリスクを確認山名を入力した状態でリスク確認へ戻ります

登山前に知っておきたいこと

!

どの登山口からも複数日の長距離

折立からも新穂高からも山頂は遠く、二泊以上の縦走計画になります。山小屋の予約、水場、食料、悪天候時の停滞日を確保します。

カール内は残雪と濃霧に注意

黒部五郎カールでは初夏まで雪が残り、霧で登山道と岩の目印が見えにくくなります。カールへ下る前に視界と帰路を確認します。

折立側は有峰林道の時間制限

長い下山の後に林道ゲートやバスへ間に合わない事態を避けるため、最終日の行程を短くします。道路規制と山小屋情報を直前に再確認します。

△ 黒部五郎岳の基本情報

標高2,840m
所在地富山県・岐阜県
山域北アルプス
選定日本百名山

◇ この山ならでは

黒部五郎岳は北アルプス最深部に位置し、山頂東側の巨大な黒部五郎カールで知られます。折立から北ノ俣岳を越える稜線と、新穂高から双六岳・三俣蓮華岳を経る稜線のどちらからも遠く、山頂だけでなく数日間の山旅全体が特徴です。

01

巨岩が点在する黒部五郎カール

氷河が削った広い圏谷の底に巨岩が点在し、黒部五郎小舎から山頂へ向かう登山道が通ります。稜線コースとは異なる地形を体験できます。

02

北ノ俣岳から続く大きな稜線

太郎平から北ノ俣岳を越えると、緩やかで広い稜線の先に黒部五郎岳が現れます。開放感がある一方、雷や強風時に身を隠す場所は限られます。

03

黒部源流を巡る縦走の中核

三俣蓮華岳、雲ノ平、薬師岳と組み合わせる周回・縦走の中核です。分岐が多く、山小屋ごとの予約と各日の到着時刻を固定して計画します。

▣ 登山シーズンの考え方

夏山期が中心ですが、初夏のカールには残雪、盛夏の稜線には雷雨、秋には早い降雪があります。山小屋と有峰林道の営業・開通期間が短いため、各施設の終了日を同じ日付だと思い込まないでください。

夏山期の複数日縦走が基本残雪・雷雨・補給計画に注意

⌁ 主な登山道

黒部五郎岳に短い一般ルートはありません。折立側と新穂高側で交通が大きく異なり、周回にするとさらに長くなります。

折立・太郎平・北ノ俣岳

折立から太郎平へ上がり、北ノ俣岳、赤木岳、中俣乗越を経て黒部五郎岳へ向かいます。通常は太郎平や黒部五郎小舎を使う複数日行程です。

新穂高・双六岳・三俣蓮華岳

新穂高から鏡平、双六岳、三俣蓮華岳、黒部五郎小舎を経て山頂へ向かいます。歩行距離が非常に長く、複数の山小屋予約が必要です。

黒部源流周回

薬師岳・雲ノ平・三俣蓮華岳などとつないで周回します。渡渉、山小屋間の長さ、悪天候時の停滞を含む経験者向けの長期計画です。

☁ 天気と注意点

北ノ俣岳からの稜線は広く、雷雲が発達すると逃げ場が限られます。カール内では霧が目印を隠すため、稜線と谷の双方の予報を確認します。

富山市観光協会の山域案内、有峰林道、富山県警の山岳情報を照合し、山小屋の最新営業情報は各施設で確認してください。

↗ 公式情報

掲載内容の確認日:2026年8月15日

掲載画像はYAMABAKA用に生成した代表イメージです。現地の現在の状況を示すものではありません。