扇沢から山頂は二泊を基本に考える
柏原新道、爺ヶ岳、冷池山荘を経て鹿島槍ヶ岳へ向かう公式モデルは二泊三日です。一泊へ圧縮すると疲労と遅着の余裕がなくなります。
日本語版
柏原新道、爺ヶ岳、冷池山荘を経て鹿島槍ヶ岳へ向かう公式モデルは二泊三日です。一泊へ圧縮すると疲労と遅着の余裕がなくなります。
一般に登頂目標となる南峰の先、北峰へは吊尾根状の岩稜を通ります。天候・時間・技量が揃わなければ南峰で引き返します。
五竜岳へ続く八峰キレットは長く険しく、鎖・梯子・崩れやすい岩場があります。通常の爺ヶ岳往復と同じ装備や経験では計画しません。
鹿島槍ヶ岳は南峰と北峰の二つの頂を持つ、後立山連峰を代表する双耳峰です。大町側からは爺ヶ岳を越えて近づき、北側には八峰キレットを挟んで五竜岳が続きます。
最高点は南峰2,889mで、北峰との間は細い吊尾根状の岩稜です。遠くから見える二つの頂と、近づいてからの険しい地形の対比が特徴です。
柏原新道から種池山荘、爺ヶ岳を越えると、冷池山荘の先に鹿島槍ヶ岳が大きく現れます。山頂だけでなく長い稜線の移り変わりを味わう山です。
北東面のカクネ里は氷河地形として知られます。登山道から安易に谷へ入る場所ではなく、双耳峰を形づくる険しい山体の一部として展望します。
一般的な夏山期でも稜線には残雪が残る年があり、秋は早い降雪と凍結が始まります。冷池山荘などの営業・予約、扇沢への道路、稜線の積雪を確認し、冬から春は雪山経験者の領域として扱います。
扇沢からの往復が標準です。赤岩尾根は急で、八峰キレットはさらに難しいため、単なる短縮路や周回路として選びません。
扇沢近くの登山口から柏原新道で種池山荘へ上がり、爺ヶ岳、冷池山荘を経て南峰へ向かいます。二泊三日が公式モデルの基準です。
大谷原から西俣出合を経て急な赤岩尾根を登り、冷乗越へ出ます。急斜面とガレがあり、雨天時や下山利用では特に慎重な判断が必要です。
鹿島槍ヶ岳北峰からキレット小屋を経て五竜岳へ縦走します。鎖・梯子を含む難路で、岩稜経験、安定天候、山小屋予約が必要です。
爺ヶ岳付近が見えていても、鹿島槍ヶ岳の南峰・北峰は雲と強風に覆われることがあります。翌日の稜線予報まで見て山小屋で進退を判断します。
大町市のコース案内、山小屋の現況、県警・自治体の登山情報を照合し、扇沢駐車場と公共交通の混雑も計画に含めます。
掲載内容の確認日:2026年8月15日
柏原新道、爺ヶ岳、冷池山荘、鹿島槍ヶ岳の二泊三日モデルを確認できます。
鹿島槍ヶ岳の双耳峰、カクネ里、八峰キレットの概要を確認できます。
扇沢周辺の登山口、駐車場、交通情報を確認できます。
掲載画像はYAMABAKA用に生成した代表イメージです。現地の現在の状況を示すものではありません。