双耳峰と後立山連峰を望む鹿島槍ヶ岳のイメージ

日本百名山

鹿島槍ヶ岳

かしまやりがたけ

2,889 m⌖ 長野県・富山県
日本百名山 北アルプス 登山前に公式確認
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登山前に知っておきたいこと

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扇沢から山頂は二泊を基本に考える

柏原新道、爺ヶ岳、冷池山荘を経て鹿島槍ヶ岳へ向かう公式モデルは二泊三日です。一泊へ圧縮すると疲労と遅着の余裕がなくなります。

南峰から北峰も岩稜

一般に登頂目標となる南峰の先、北峰へは吊尾根状の岩稜を通ります。天候・時間・技量が揃わなければ南峰で引き返します。

八峰キレットは上級者向け

五竜岳へ続く八峰キレットは長く険しく、鎖・梯子・崩れやすい岩場があります。通常の爺ヶ岳往復と同じ装備や経験では計画しません。

△ 鹿島槍ヶ岳の基本情報

標高2,889m
所在地長野県・富山県
山域北アルプス
選定日本百名山

◇ この山ならでは

鹿島槍ヶ岳は南峰と北峰の二つの頂を持つ、後立山連峰を代表する双耳峰です。大町側からは爺ヶ岳を越えて近づき、北側には八峰キレットを挟んで五竜岳が続きます。

01

南峰と北峰からなる双耳峰

最高点は南峰2,889mで、北峰との間は細い吊尾根状の岩稜です。遠くから見える二つの頂と、近づいてからの険しい地形の対比が特徴です。

02

爺ヶ岳を越えて山容が開く

柏原新道から種池山荘、爺ヶ岳を越えると、冷池山荘の先に鹿島槍ヶ岳が大きく現れます。山頂だけでなく長い稜線の移り変わりを味わう山です。

03

氷河地形・カクネ里

北東面のカクネ里は氷河地形として知られます。登山道から安易に谷へ入る場所ではなく、双耳峰を形づくる険しい山体の一部として展望します。

▣ 登山シーズンの考え方

一般的な夏山期でも稜線には残雪が残る年があり、秋は早い降雪と凍結が始まります。冷池山荘などの営業・予約、扇沢への道路、稜線の積雪を確認し、冬から春は雪山経験者の領域として扱います。

夏山期は二泊三日を基本に計画岩稜・残雪と長時間行動に注意

⌁ 主な登山道

扇沢からの往復が標準です。赤岩尾根は急で、八峰キレットはさらに難しいため、単なる短縮路や周回路として選びません。

扇沢・柏原新道・爺ヶ岳

扇沢近くの登山口から柏原新道で種池山荘へ上がり、爺ヶ岳、冷池山荘を経て南峰へ向かいます。二泊三日が公式モデルの基準です。

大谷原・赤岩尾根

大谷原から西俣出合を経て急な赤岩尾根を登り、冷乗越へ出ます。急斜面とガレがあり、雨天時や下山利用では特に慎重な判断が必要です。

八峰キレット縦走

鹿島槍ヶ岳北峰からキレット小屋を経て五竜岳へ縦走します。鎖・梯子を含む難路で、岩稜経験、安定天候、山小屋予約が必要です。

☁ 天気と注意点

爺ヶ岳付近が見えていても、鹿島槍ヶ岳の南峰・北峰は雲と強風に覆われることがあります。翌日の稜線予報まで見て山小屋で進退を判断します。

大町市のコース案内、山小屋の現況、県警・自治体の登山情報を照合し、扇沢駐車場と公共交通の混雑も計画に含めます。

↗ 公式情報

掲載内容の確認日:2026年8月15日

掲載画像はYAMABAKA用に生成した代表イメージです。現地の現在の状況を示すものではありません。